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2019.02.18 更新

「内定がないから、大学院へ進学する」ことをオススメできない理由

希望する企業から内定がもらえないので、大学院へ進学することを考えている、と言う就活生は毎年一定数います。
内定がないので、大学院へ進学を選択するのは、あまりおすすめできません。その理由は大きく分けて2つあります。

1.大学院へ進学してもすぐに就活が始まるから

学部生のときに就活学生である期間は修士の場合、2年しか増えません。大学院に入学しても、大学院1年生から就職活動が始まります。大学院へ進学しても、就活を先延ばしにできる期間はそう長くなりません。大学院生としての就活を成功させるには、学部生の時よりも成長している必要があります。しかし、内定が決まらないからという消極的な理由で大学院に進学した場合、大学院へ進学する目的意識が曖昧なため、大きな成長は望めません。

2.大学院はアピールポイントになりにくいから(文系の場合)

大学院生の就活は大きく分けて二つのパターンに分類できます。一つ目は、専攻内容と企業の分野が完全に一致する場合です。その場合は、競争相手が同じ専攻内になるため倍率は下がります。

二つ目は、大学院生だが、選考内容と企業の分野が一致しない場合です。内定が決まらないから、大学院に進学することを考える人は、だいたいこのパターンに属するのではないのでしょうか。

この場合、学部生の就活で必要とされる要素に加え、大学院二年間の経験の差があるかどうかが重要となります。よって、目的意識を持たずに大学院に進学するということは、就活のハードルを上げてしまっているということです。
だからこそ、就活がうまくいかないからと言って、無計画に学生生活を伸ばすことはおすすめできません。大学院に行き、その後民間企業に就職を考えるのであれば、かなりの覚悟が必要であることを理解していなければなりません。

大学院進学を考える前に、秋採用・冬採用に挑戦しよう

内定がないからといって大学院進学を決める前に、学部生での就活をもう少し頑張ってみるのはいかがでしょうか。
実は、大学四年生の3月まで、相当な数の企業が「秋採用」「冬採用」という形で、採用活動を継続しています。
学部生で就活を終わらせることができたら、金銭面と時間面の負担が少なくて済みます。また、あきらめず就活を続けていることは、「粘り強さ」や「あきらめない姿勢」を体現する行動として就活でプラスに評価されます。
ぜひ、あきらめずに、就活を頑張って続けてみてください。

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