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2020.10.20 更新

「就活失敗した」と感じたら。よくある失敗パターンと回避策・巻き返し方法!

頑張って就就職活動をしてきたのに、1社も内定が取れずに焦っている人や、もうどの企業からも内定がもらえないのではないかと諦めてしまっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。就活に失敗したと感じたときには、なぜ失敗したのか振り返り、これからどのように巻き返していくのかを考えることが今後のために非常に重要です。今回は就活に失敗したと感じたときに今後失敗しないためにはどうしたらよいのかを考え、失敗パターンと回避策、巻き返しの対策についてご紹介します。

 

そもそも、「就活失敗」ってどんな定義?

就活に失敗した、というのはどのような状態を言うのでしょうか。たとえば、卒業間近なのに内定が取れていない、自分が志望する企業に採用されなかった、といったケースが挙げられるでしょう。いずれにしても、自分がやりたいことを実現できる企業に就職できないことが「就活失敗」の定義として考えられます。

 

 

よくある就活失敗パターン

大学4年生夏休みに就活を始め、選考解禁の波に乗り遅れてしまった

一般的に、民間企業の採用活動は、3月に広報が解禁され、6月に選考実施が解禁されるという流れとなっています。こうしたスケジュールを考慮する必要があるため、早くから就職活動をする人は、大学3年生の終わりごろからすでに動き始めているのです。

 

このような採用の流れから、大学4年生の夏休みから就職活動を始めたという場合には、選考実施が解禁される時期に乗り遅れていることになってしまいます。すると、志望する企業ではすでに選考が終わっており、希望通りに就職できないこともあり得るのです。もし自分が入りたいという企業があるのなら、その企業の採用活動について詳細を確認し、解禁時期に合わせて早めに就職活動を始める必要があると言えるでしょう。

 

公務員、教員、進学など、他の進路を断念した

教員などを含む国家公務員や地方公務員を目指している場合は、試験勉強が捗らなかったり、公務員という職業に対する自分の適性について迷いが生じたりといった理由で、公務員などの進路を断念して民間企業への就職に目標をシフトすることもあるでしょう。

この場合、民間企業の採用解禁時期とずれが生じてしまったり、公務員試験対策を講じていた時間がロスになってしまったりする可能性があります。

 

また、志望していた進路の試験の結果がすべて不合格であった場合も注意が必要です。試験の結果が出た時点から改めて民間企業への就職を目指すとなると、はじめから民間企業を志望する人はすでに就職活動を行っているので、どうしても遅れを取ってしまいます。

また、企業の採用スケジュールともずれが生じてしまい、一次募集のタイミングでの就職活動ができないため、選考をしている企業の数が減っているのも失敗しやすくなる要因の一つです。

 

内定を取得したけれど、希望の企業ではなかった

就職活動をする際に複数の企業の採用試験を受け、第一志望の企業からは内定がもらえず、希望ではない他の企業の内定だけもらったというケースは決して少なくありません。

特に第一志望が人気企業の場合はライバルも多いので、筆記試験対策や面接対策などをしっかり行っていたとしても不採用になることがあるのが現実です。

 

卒業まで就活を続けたけれど、内定が出なかった

頑張って卒業間際まで就職活動を続けはしたものの、結果としてどの企業からも内定がもらえなかったという人もいるでしょう。卒業してからも就活を続ける場合は、新卒扱いではなく既卒として臨むこととなってしまいます。

 

しかし、多くの企業において既卒者への対応は厳しく、既卒者の内定率は新卒に比べて約半分程度も減少するというデータもあります。就活に力を入れていなかった、もしくは他の企業で採用されなかったと判断されることによって、将来自社にとって有益な人材として見込めるかどうかわからない、という印象を与えてしまう可能性があるのです。

 

どれだけ探しても自分にとっていい企業が見つからない

志望する企業を決めるにあたって、たとえば大手企業に限定していたり、狭い業界のみを狙っていたりする場合、そういった企業からの内定は獲得しにくい可能性が高いです。大手企業はそもそも志望する人数が多く競争率が高いですし、狭い業界だけで就職活動をしようとすると受けられる企業の選択肢が非常に限られてしまいます。

 

また、たとえ内定をもらったとしても「もっといい企業があるはず」とせっかくもらった内定を断り、次々に新しい企業を受けて不採用になってしまうというケースもあります。完璧な運命の企業を探し続け、「白馬の王子様」を求めるがあまり、就職活動が終わらないということもあります。

 

留年すると思って、就活をしなかったけれど卒業できることになった

就職活動真っただ中の時期に、卒業するために取得すべき単位が足りなかった場合、大学は就活よりも単位を取ることに専念させるケースが多いです。そうすると、就職活動では必須となる企業説明会すら、大学の講義を優先して参加できないという事態にもなりかねません。

 

このままでは留年するだろう、と就職活動をせずに単位を取るために講義に出ていたらギリギリで卒業できることになった、というケースは実は少なくありません。しかし、間際になって卒業できることがわかったとしても、するべき時期に就職活動ができなかったため、1社も内定をもらっていない状態に陥り、新年度の進路がなくなってしまうのです。

 

 

失敗パターンに陥らないように事前に回避しよう!

自分の興味のある企業もない企業も含めて最低20社は受ける

就活の失敗を避けるためには、とにかく企業から内定をもらうことが先決です。そのため、自分が興味を持っている企業だけでなく、興味を持っている業界以外の企業なども含めて多くの企業に同時にエントリーするようにしましょう。あるデータでは、新卒の学生がエントリーする企業数の平均は20社程度と言われています。

 

また、自分の興味がない企業も受けることがポイントのひとつです。自分の興味を持っていない企業だとしても、仕事内容や社員、社風を見ることで志望度が上がることもあります。自分の視野を広げるという点では、積極的に興味のない企業を受けていくことをお勧めします。

 

さらに、自分の志望している企業に強い熱意を伝えることに、活用できることもあります。20社の企業の選考を受けて、その上で志望理由を伝えるのと、1社のみを受けて志望理由を伝えるのでは、熱意に差が出ませんか?他も見た結果、この企業がよいということを事実を基に伝えることができるのです。

 

他の進路と並行して、民間就活の対策をしておく

公務員や教員、大学院を目指す人の場合は、途中で断念したり不合格になったりするという事態を想定して、民間企業の就活の対策を並行して行っておくことをおすすめします。

 

公務員試験の時期によっては、民間企業の採用試験との日程調整が難しいケースもありますが、調整がつく範囲で公務員試験と民間企業の採用試験の両方を受けておくといざというとき安心です。とくに公務員試験が集中し、民間企業の選考解禁日が重なる6月は、うまく日程調整する必要があるでしょう。

 

自己分析をきちんと行い、企業選びの軸を明確にする

就活をするにあたって、自分の適性を知り、的確に企業側にアピールするためにも、自己分析をしておくことは欠かせません。できるだけ早い時期から自己分析に取りかかるようにしましょう。

 

志望する企業を先に決めるのではなく、自分が企業や業界に求めるものを分析し、それを軸として明確にしておくと、どういった企業が良いのか迷っていた場合であっても、チャレンジする企業を選びやすくなります。そして、複数挙がった候補企業から、分析の結果見えてきた軸となる部分を外れると考えられるところを外して、志望企業を絞っていくのです。

 

就活生のよくある勘違いですが、就職活動のための自己分析ではありません。企業に入社して、イキイキとした社会人生活を送るための自己分析です。未来の自分のためにも、自己分析は早めに丁寧に行いましょう。

 

 

それでも就活失敗・・・どうやって巻き返す?

 

大学にある就職支援課の求人を調べてみる

大学では就職支援課を設けています。就職支援課では、企業から大学に来ている求人の検索や企業説明会への参加、相談員による就職相談やハローワークの担当者への個別相談を紹介するなど、さまざまなサポートを行っているのが特徴です。この対応は卒業した学生にも適用されるので、卒業後も在学中と変わらない支援を受けられます。

 

ただし、就職支援課のサポートは卒業からの期間を限定している場合があるため、よく確認しておきましょう。

 

就職エージェントに相談する

就職エージェントは、就活生の状況を第三者の客観的な目線から分析し、現状において最も良いと考えられる就活方法をアドバイスしてくれます。豊富な経験から的確な求人を紹介してくれるだけでなく、採用試験対策の相談にも乗ってくれるので、うまく活用すると自分のペースで就職活動に臨むことが可能です。

 

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面接で失敗した点を重点的に分析する

面接に失敗したと感じたら、その際の質問と自分の解答をノートに書き出してみましょう。面接会場では100%の力を出し切れず、うまくいかなかったということもあり得ます。落ち着いた状況下で振り返ってみると良かった回答や悪かった回答が見えてくると同時に、悪かった点の改善策も分析できます。なるべく面接をした直後に行うと、次の面接に備えられるのでおすすめです。

 

採用活動を行っている企業に特化したナビサイトを使う

数ある求人ナビサイトの中には、採用活動を積極的に行っている企業の求人を多数そろえているところがあります。特にナビサイトに登録している企業は、多数の採用枠を設けている大企業も多く、チャンスをつかみやすいです。

ほとんどの企業が採用活動を終えている時期でもナビサイトを活用すれば、まだ応募を受け付けている企業を見つけやすいというメリットがあります。

 

秋冬採用ナビでは、秋冬の時期にも採用活動を継続している非公開求人の検索が可能です。

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今の内定先でできることを考える

せっかく内定をもらっている企業があるなら、新しい志望企業を探すよりも内定が出ている企業に入って自分に何ができるのかを考えることも選択肢のひとつです。

 

志望しない企業である場合は、最初は想定していたことと異なるため困惑することもあるかもしれませんが、続けているうちにやりがいが生まれたり、自分に向いている仕事を見つけたりできる可能性もあります。その企業や業界の特性を分析し、自分にできることを探してみると現実的に「働く」ことのイメージがつかめることもあるのです。

 

就職留年、就職浪人をする

どうしても希望の企業に入社したい場合は、就職留年、もしくは就職浪人をするという方法もあります。就職留年は一部の大学においては認められており、その期間の学費はかかるものの、次年度に新卒の扱いとなるため、既卒性に比べて有利です。しかし、次年度の面接でなぜ1年間留年したのかは、多くの場合聞かれることになるので、そこへの対策が必要になります。

 

就職浪人をした場合は既卒の扱いにはなりますが、卒業しているため大学に学費を払う必要がなく、また、あえて既卒を採用している企業との出会いも見込むことができます。第二新卒という枠で採用活動を行っている企業もあるので、そういった企業を狙うとよいでしょう。

 

卒業してフリーターとして働く

卒業したあと、まずはフリーターとして働きながらお金を貯めて、再度就活に臨むという方法もあります。フリーターとして得た経験は、社会人経験としてその後の就活においても十分に活かすことができます。

 

ただし、フリーターとしてフルタイムで働くという場合は、かえって就活の準備がおろそかになってしまい、結果的にアルバイト中心の生活が続いてしまう可能性があるので注意が必要です。あくまで就活中であるという意識を忘れないようにしましょう。

 

 

今からエントリーできる企業が見つかる!秋冬採用ナビ!

企業の中には、あえて秋冬のシーズンに採用活動を行っているところもあります。秋冬採用であれば、春夏の就活にタイミングが合わなかった場合やうまく就活できなかった場合でもさらにチャレンジできる幅が広がります。また、春夏の就活に比べてライバルも少なく、競争率の高い時期を避けることができるのもメリットです。

 

さらに、エントリーする企業も自己分析の結果絞り込める可能性もあるので、採用選考がスピーディーに終わることも魅力のひとつと言えるでしょう。秋冬採用ナビでは、こうした秋冬採用の企業求人を扱っています。

 

 

就活失敗とあきらめるのはまだ早い!できることからやっていこう!

もし就活に失敗したと感じていても、まだ諦めることはありません。就活時期がわずかしかない場合であってもできることはたくさんあります。就活を立て直すために、これまでの就活を振り返ったり、求人ナビサイトをうまく活用したりするなど、できることから一つずつ始めていきましょう。

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