面接で、「自己分析をして、もっといろんな会社を見てみたら?」と言われ、
挙句の果てには、「君はなぜうちの会社に入りたいの?」と言われ、お見送り連絡・・・。
そんな話をよく耳にしますが、「自分に合う会社っていったい何なの?」って、思いませんか?
正社員として働いたこともないし。
知っている身近な企業にエントリーしても、倍率も高い。
どんな企業なら、どんなPRをすれば、企業から内定を出したいと思ってもらえるのでしょうか?
企業から内定を出したいと思われる3つのポイント
ポイント1 会社が求めている人であるか(MUST)
まず初めに、会社がどんな人を求めているかを考えましょう。
音楽大学に通っている人がいました。
ピアノが大好き、自分が演奏するのが好きな人でした。
だから、その人は「ピアノの先生」を志しました。
しかし、就職するときにその人はピアノの先生にはならなかったのです。
なぜでしょうか・・・?
彼女が就活中に気づいたのは、
ピアノの先生が働く目的が
「音楽を通して、こどもたちの豊かな心をはぐくむ」ということでした。
「演奏をしたい」彼女にとって、ピアノの先生は大好きなピアノと関わり続ける目的が違ったのです。
・企業が何を目的として事業を行っているのか
・どんな人にどんな価値提供をしているのか
・そのために会社のためにどんな人を採用したいと思っているのか
自分が何をしたいのか(WILL)
自分が何をしたいのかを話せるようになりましょう。
あなたはこれからの長い社会人生活の中で、どんな風に働いていたいですか?
どんな人の役に立ちたいですか?
どんな生活を送って行きたいですか?
会社に求められていることに合わせようとしたって、仕事は楽しくありません。
あなたが心から望む未来はなんですか?
あなたの一番強みやいいところを発揮できるのはどんな時でしょうか?
あなたの思っている「~~~なりたい」が2つ目に大切なことです。
そういう意思を持った人に企業は内定を出したくなります。
あなたができること・これからできるようになることは何か(CAN)
今できることやこれからの未来でできるようになりそうなことを考えましょう。
ここで勘違いしてほしくないのは、能力として高いスキルを持っていなさいということではありません。
あなたが、なにかしら会社をよくするために、お客さんに対して提供できるものは何かを考えるのです。
多くの人はそれが「強み」「自己PR」です。
働くうえでは、必ずお客さんから報酬をもらっています。
それは、なにかあなた自身がお客様に価値提供をして初めて頂けるものです。
あなたは何が提供できるでしょうか?
MUST・WILL・CANの3つの輪が重なる会社を探そう
MUST:会社が求めるもの・目的
WILL:あなたが求めるもの・目的
CAN:あなたができること・価値を考え
この3つの要素がすべて重なると、あなたに合った会社と言えるでしょう。
この3つの重なりが大きければ大きいほど、会社により合っている人材と言えます。
MUSTはしっかりと会社のことを知る必要があります。
WILLはあなた自身の価値観を知る必要があります。
CANはあなたの強みを知る必要があります。
あなたに内定を出したい企業はどこにあるでしょうか?