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2019.06.26 更新

7月以降の就活はどのように進む?企業の採用スケジュールを大公開

6月までの就活で満足のいく内定を取ることができず、7月以降も就活を続ける就活生は、珍しいものではありません。近年は「売り手市場」ということもあり、有名大手企業を含む多くの企業が7月以降も採用活動を続けており、就活生にとっては、多くの企業を比較検討できる良いチャンスです。
7月以降の就活は、大きく分けて「夏採用」「秋採用」「冬採用」の3タームに分かれます。「夏採用」「秋採用」「冬採用」の中には、採用募集が集中する時期があります。また、時期ごとに採用募集を行う企業の種類が変わります。7月以降の就活について、スケジュールをご紹介します。

1.7月中の就活

7月中に採用募集を行う企業は、「二次募集」という形で募集を行うのが一般的です。「二次募集」の対象者は、6月までに納得の内定を得られなかった就活生のほかに、海外留学から帰ってきたばかりで、6月までの選考に参加できなかった就活生も含まれています。
例年、超有名企業(総合商社、トヨタ等の車メーカーなど)も7月中に「二次募集」を行います。7月中の二次募集は大手有名企業を狙う就活生にとってチャンスにあふれていますが、留学から帰ってきたばかりの就活生もライバルとなるため、倍率は必然的に高くなる傾向になります。留学組に負けないように「企業研究」をしっかり行い、「志望動機」を作り、「この会社に入りたい」という熱意をアピールすることが、内定への秘訣です。

2.8月 お盆までの就活

8月のお盆(15日前後)までの就活は、短期決戦となる傾向があり、多くの場合、お盆前に内定が出るスケジュールで選考が進みます。
多くの企業は、8月15日前後は「お盆休み」になるため、採用活動も一旦休止することになります。そのため、企業は何とか休み前に選考を一区切りつけたい、という気持ちで採用活動をしています。
8月に就活をする場合は、面接が8月の第一週、第二週に集中する可能性が高いです。この時期に夏休みだからといって、旅行に行ってしまうと、選考の機会を逃してしまいかねません。就職前の夏休みが潰れてしまうのは少し悲しいですが、いつでも選考に行ける状況にしておきましょう。一方お盆休み中は、大体の企業は選考をストップします。お盆の時期に息抜きをすることをおすすめします。

3.8月お盆後~9月末までの就活

8月のお盆後から9月末にかけての採用募集は、企業にとって大きな区切りとなります。なぜなら、10月1日の内定式までに次年度の採用予定人数を集めることが、多くの企業の人事・採用担当者に求められるからです。

近年は「売り手市場」のため、内定を出した就活生を他社に取られてしまうことがザラにあります。この時期の募集は、内定辞退者の穴を埋める「欠員補充」の意味合いが強くなります。内定辞退は、中小企業から大手企業まで全ての企業が直面している課題です。よって、内定式前のこの時期は、有名企業を含む多くの企業が採用募集を行うことになります。
「欠員補充」採用の特徴は、「採用人数は数人程度」「欲しい人材像が固まっている」ということです。「欲しい人材像が固まっている」というのは、例えば「内定辞退した○○さんは海外向けの部署に配属予定だったから、欠員採用では、海外に強い人材が欲しい」、ということです。
この時期の採用では、人間的には問題のない就活生であったとしても、「欲しい人材像」に合致していなければ落とされてしまう可能性があります。たとえ落とされたとしても、自分に自信をなくさずに色々な企業に挑戦することをオススメします。

4.内定式後~3月までの就活

多くの企業は内定式までに来年度の入社予定者を揃える必要があり、10月1日に間に合うように採用活動を終わらせようするため、内定式後の求人はそれ以前に比べると減少する傾向があります。10月1日の内定式後に求人を続ける企業は、多くが中堅企業や大手企業のグループ会社になります。また、しばしば、誰もが知るような大手有名企業の求人が出ることもあります。
また、2月中旬から3月末にかけては、求人募集が再び多く出されるようになります。4月1日の入社式に向けて、採用予定人数が揃っていない会社、または、入社式直前に内定辞退者が出てしまった会社が採用活動を行います。内定式後の就活においては、2月3月は狙い目の時期となります。

まとめ

6月以降の「夏採用」「秋採用」「冬採用」も自分に合った企業を見つけられるチャンスがたくさんあります。ぜひ、よく準備して、挑戦してみてください。
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