転職者が使うイメージの強い就職(就活)エージェントですが、近年新卒向けの就職エージェントも多数登場しています。今回は、多くの学生にとってあまり馴染みのない就職エージェントを実際に使ってみた就活生の感想をご紹介したいと思います。
就職エージェントとは?
就職エージェントは、就職エージェントサービスの登録者に対して、企業の紹介を行い、内定に導くことを仕事にしています。
一般的な特徴としては、以下のものが挙げられます。
・無料(エージェントは、学生が紹介した企業に内定すると、企業から報酬をもらうシステムになっています。)
・内定獲得に向けた相談に乗ってくれる・面接対策をしてくれる
・非公開求人を紹介してくれる
Step 1 会員登録&企業に応募
就職エージェントを使用するには、まず会員登録が必要です。ホームページから、登録を行います。
(秋採用・冬採用を行っている企業の求人を紹介している「秋冬採用ナビ」を例に挙げています。)
会員登録が済んだら、早速企業を探していきます。ホームページには「企業を探す」というボタンがあります。
気に入った企業を見つけたら、「この企業の情報をもらう」ボタンを押して、エージェントからの連絡を待ちます。
Step2 エージェントと打ち合わせ
気に入った企業にエントリーすると、エージェントから電話がかかってきました。
エージェントと話した内容は、希望する仕事の特徴・面接の日取り・自分の経歴・事前に提出したESの確認・面接対策についてでした。
エージェントは、女性の方で雑談を交えながら楽しくお話しすることができました。
希望する仕事については、「できれば営業は避けたい・英語を使いたい」など、私の希望を細かく聞いてくれました。
また、「去年受けた人の話だと、この企業の面接はよくある形式だが、好きな本について訊かれるユニークな質問があるので、準備する必要がある」など、情報を持っているエージェントならではのアドバイスを聞くことができ、大変参考になりました。
最後に「面接の結果は、面接の次の日にはお知らせします。」と言われ、この日の面談は終了となりました。
Step 2 いざ面接
一次面接の次の日、エージェントから電話を貰い、一次面接合格のお知らせと筆記テスト受験のお願いを伝えられました。
筆記テスト受験後、エージェントから最終面接のお知らせの電話を貰い、また面接対策の打ち合わせを行いました。この電話では、一次面接のフィードバックや気をつけたほうがいい質問についてのアドバイスを貰いました。
Step3 内定まで
最終面接の2日後、メールで不合格通知のお知らせが届きました。
手ごたえは充分だったのでとてもがっかりしましたが、エージェントから自分の希望に沿った求人の紹介がいくつかメールで届いたので、また求人に応募してみることにしました。
1日後、エージェントから打ち合わせの電話が来ました。しかし、その直前に私は他のルートで受けていた企業から内定をもらい、就活を止めることを決めていたので、エージェントにその旨をお伝えしました。「おめでとうございます。今後の社会人生活のご多幸をお祈りしています。」との言葉を頂き、私は就職エージェントの利用を終了することとなりました。
使ってみた感想
内定獲得にはいたりませんでしたが、就職エージェントを使ってみた感想はとても良いものでした。
理由としては、まず大学4年生の8月から9月という就職活動のピークを過ぎた時期だったにも関わらず、エージェントが紹介してくれる企業は、自分の希望に沿った企業が多かったということです。安定企業の求人や大手・有名企業の子会社の求人も沢山ありました。
また、エージェントの方が親身に相談に乗ってくれたことも印象的でした。沢山の学生を紹介しているエージェントならではの情報はとても役に立ちました。
就職エージェントの使用を迷われている方がいたら、是非使ってみることをオススメします!