
10月1日の内定式後の就活は、どのように進行するのでしょうか。
内定式後も求人を続ける不人気なブラック企業ばかりなのでは、と思うかもしれませんが、近年は売り手市場ということもあり、多くの優良企業が内定式後も採用活動を続けているのが実情です。
内定式後の就活を成功させるために、内定式後の就活の特徴と、どのような点に気をつける必要があるかをご紹介します。
1.中堅企業・大手企業のグループ会社の求人が多い
10月1日の内定式後に求人を続ける優良企業は、多くが中堅企業や大手企業のグループ会社になります。また、しばしば、誰もが知るような大手有名企業の求人が出ることもあります。
多くの企業は内定式までに来年度の入社予定者を揃える必要があるため、10月1日に間に合うように採用活動を終わらせようとします。そのため、内定式後の求人はそれ以前に比べると減少する傾向があります。だからこそ、自分に合った企業から内定をもらうためには、まだ募集している求人を探して、受けたい企業を選別して探す必要があります。複数のナビサイトを毎日チェックして、新着求人を見つけましょう。
要チェックのナビサイトは、以下の3つです。
定番の「マイナビ」
こちらも定番の「リクナビ」
秋採用・冬採用専門のナビサイト「秋冬採用ナビ」
また、就活情報サイトのunistyle(ユニスタイル)には、大手企業の締切・選考情報をまとめたページが存在します。ただし、抜け漏れも多いため、上記3つのナビサイトで地道に新規求人をチェックしていく作業は不可欠となります。
2.選考のスピードが早い
内定式後の就活の特徴として、「選考のスピードが早い」ということも挙げられます。
6月までの就活シーズンでは、大量の就活生の選考を一度に行わないといけないため、二次面接は一次面接の3日後、最終面接は二次面接の一週間後、というように、就活生はある程度の期間を費やして一つの企業の選考を受けます。
しかし、内定式後の就活では、一度に選考を受ける人数が大幅に減るため、その分選考もスピーディーに行われます。1日の間に一次面接と二次面接が行われ、次の日に最終選考のために呼び出されることもざらにあります。採用したい就活生が見つかったら、その時点で選考を締め切られる場合もあるため、企業に面接の日程を先延ばしにしてもらうことは得策ではありません。
スピーディーに行われる選考についていくために、急な呼び出しにも対応できるようにスケジュールを管理しておきましょう。また、選考の際に履歴書を持ってくるよう指示されることもあります。突然の要請に慌てないように、履歴書のストックは切らさないようにしておくことをおすすめします。
3.欠員補充の意味合いが強い
内定式後に出される企業の求人は、その企業に就職するはずだった内定者が内定辞退をしたため、その分の欠員を補充する必要があり行っていることが非常に多いです。
よって、採用予定人数は「数名程度」と非常に少数である傾向があります。また、「内定辞退者が就くはずだった仕事に適性がある人」を採用したがっている場合が多いため、ビジネスマンとしては問題がない人でも、その仕事に適性がなければ落とされてしまうこともあります。
このような理由から、内定式後の就活で内定が出ず、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、自分に問題があるのではなく、企業と相性が悪かった、と考え前向きに次の企業の選考を受けることが大切です。
まとめ
内定式後の就活は、コツを押さえればチャンスがたくさん眠っています。ぜひ頑張ってみてください。
秋・冬採用をねらう就活ナビサイト 無料会員登録はこちらから

