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2019.06.30 更新

【諦めてはダメ!】既卒でも3年以内は、新卒扱いになる!?

「既卒3年以内=新卒扱い」という言葉を近年、よく耳にするようになりました。実際のところ、この概念は一般的に浸透しているのでしょうか?

そもそも既卒と第二新卒の違いは?

既卒

「学校を卒業してから、一度も就職をしていない人」です。

第二新卒

「学校を卒業し就職をし、数年以内に退職している若者」です。基本的には、1年~3年以内に退職した25歳以下とされています。

「既卒3年以内=新卒扱い」は厚生省の指針

若年者の雇用機会の確保、また事業者も採用者の幅を広げることでの機会損失を防ぐ意味で、厚生労働省が事業者向けに「既卒3年以内を新卒扱い」という指針を出しています。
既卒3年以内であれば新卒扱いで採用していこうというのは、在学中に思うような結果を出すことができず卒業を迎えてしまった人にも、採用という門扉を開こう!という意味があるのです。
「既卒3年以内を新卒扱い」という指針が出されても、完全に企業にそれが浸透しているかと言うと、なかなか難しいところがあるのは事実です。やはり、新卒者採用を中心に活動している企業が多いことは理解しておく必要があるでしょう。
だからと言って、新卒でなければ就職ができないかというとそうではありません。それらを理解した上で、在学中に行っていた就職活動のやり方から自分を一歩成長させた活動をすることで、社会人として踏み出せるチャンスを広げていくことが可能となります。

既卒だからこそできる仕事との出会いをしよう

既卒だからできる就職活動をして、既卒だからこそできる仕事との出会いをしましょう。では、どのように進めていったら良いでしょうか?ただ就職活動だけの日々では、それらは実現できないと思います。
まずは働くことを日常化できるような自分を作りましょう。お給料をもらって自分の足で立つことは容易ではないかも知れませんが、人はいくつもの役割があることで余裕が生まれます。そしてその余裕が就職活動にも良い影響を与えます。卒業をした以上は誰もが社会人です。その自覚をしっかり持つことで、新卒での就職活動では見えてこなかった仕事との出会いがきっとあるはずです。

新卒以上の「メリット」をアピールする

エントリーシート、履歴書や面接では、自分が新卒以上にどのように企業にとってメリットがある人材なのかアピールしましょう。新卒にしてもまず自分を採用するメリットを伝える訳ですが、既卒はさらに「既卒である自分」を採用する「メリット」を相手に伝える必要があります。
例えば、「○○をしていたので就活、就職していなかった」→「その結果○○ということが取得できた、○○という成果があった」→「その成果は御社で○○な風に活かすことができる」こんな内容はいかがでしょうか。
既卒の自分を下げるアピールではなく「既卒である自分だからこんなことができるんだ!」というくらい既卒だからこそのアピールが前向きにできる就活が理想です。そのためにはしっかりと自己分析をすることが重要です。

既卒をサポートしてくれるサービスを活用しよう

既卒の就活は、新卒学生の就活より企業を探すのが難しくなる傾向があります。だからこそ、既卒にフレンドリーなサービスを活用して、就活を効率よく進めることをオススメします。

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スタートはいつでも切れる

在学中の就職活動から希望の会社に就職できたことがすべてのゴールではないように、何かをスタートさせることにも制約はありません。その時点でどう行動したら良いのかを常に考え前向きに取り組むことで、既卒3年以内は新卒扱いと言う言葉が、本当の意味で生きてくるのだと思います。

具体的にどう活動したら良いのか、目標と計画をしっかりと立てることは大切ですが、考えてばかりで行動に移さないことはなにより避けたいですね。まずは行動してみましょう!できることはなんでもやってみようという気持ちで臨んでみましょう。
スタートはいつでも切れるのです。

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