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2016.06.30 更新

秋採用、冬採用にむけての面接対策

秋冬採用に挑戦しようと思っているあなたは、残念ながら内定を得られなかったか、希望する企業以外からの内定に将来を再考しているかのどちらかでしょう。暑い夏も必死で頑張った努力が報われなかったことに、落ち込んだままではありませんか?秋冬採用でリベンジする新卒向け面接対策法をお伝えします。

1 秋冬採用と夏までの採用との違い~人員不足~
2 秋冬採用と夏までの採用との違い~予算消化~
3 秋冬採用面接における特色
3-1 募集人数
3-2 応募者の背景
4 秋冬採用面接にむけての準備

1 秋冬採用と夏までの採用との違い~人員不足~

企業はなぜ、秋冬採用をするのでしょうか。理由は大きく二つあります。第一に夏までの採用にて欲しい人材が必要数得られなかったこと、第二に春以降の大幅な企業戦略変更により、急遽人員不足という状況に陥ったことです。
第一の理由は、例えば毎年100名に内々定を出せば80名くらいが入社するという考えに則り今年も100名に内定を出したところ、思いがけず60名しか入社せず20名の人員不足に陥り秋冬採用をするケースです。また、単純に内定を出したい学生数が人事計画を下回った場合もあります。
第二の理由は、企業内合併や部署数減により人員削減を行った結果、削減数が多すぎて通常業務にも支障が出てしまった場合や、それまで計画段階であった新規事業が、実行時期変更により秋冬採用になった企業などが該当します。

2 秋冬採用と夏までの採用との違い~予算消化~

企業は通常、前年度の予算に基づき運営されています。しかし、予算よりも大幅に支出が少なく利益が多く出た場合、節税対策上支出を増やさなくてはなりません。もちろん多くの中小企業では利益が多いに越したことはないのですが、その大きな利益増(収入)と課税率(支出)を天秤にかけてみた場合、秋冬採用にて新卒を採用する予算使用法に分があることもあるのです。また、公共性の強い企業が、年度途中に予算外の各種助成金給付を受けた場合も、同様に秋冬採用を行う傾向があります。

3 秋冬採用面接における特色

3-1 募集人数

夏までの採用と大きく違い、一般的に秋冬採用の採用人数はそれほど多くありません。一部の銀行や証券の二桁採用以外は、一社が募集する人数に限りがあります。しかし、ここまで読んだあなたは、おわかりですね。そう、募集人数は少なくても秋冬採用を行う会社数は意外に多いのです。
面接も大規模なグループ面接は少なくなり、多くても三~五人程度がほとんどですから、一度に大人数にて面接を行う形式が得意ではない方にもオススメします。

3-2 応募者の背景

応募者の背景が多種多様であることも、秋冬採用の特色です。
夏までの就職活動で内定をもらえなかった・内定先に納得できない・留学先から帰国したばかりで(公務員試験を受けていて)就職活動はこれが初めて、等が主な応募者です。
これから就職活動を始める人たちは、圧倒的に自己分析や企業研究不足である自覚を持ち邁進することが必要ですし、これまでに就職活動をしてきた人たちは、なぜ希望する企業とご縁がなかったのかという理由に向き合う必要があります。
どのような理由で秋冬採用にのぞむ場合でも、「新卒で入りたいから絶対にあきらめない!」という姿勢をもつことが、まず大切だと思います。その強い想いが、これまでの就職活動や自分自信を見直すことにもつながるからです。

4 秋冬採用面接にむけての準備

秋冬採用を受けようと決めたけれども、何から始めていけば良いのかわからないという方に向けて、まずは募集企業の見つけ方をお伝えします。
この「秋冬ナビ」での企業探しは勿論ですが、大学の求人票や学内セミナーにて多くの企業を知ることも良いでしょう。面接が苦手だし・・・という方は、まず秋冬面接への準備として「なぜこの企業をこの時期受けているのか」という理由づけを、確固たるものにしていきましょう。また「これまで内定が取れなかったから、内定欲しさで受けている」ではなく、「これまでの就職活動では、自分を良く魅せることに終始したので失敗した。その失敗から、ありのままの自分を見てもらい、自分も企業も双方が納得したいという考えに至った。」など、失敗から何を学び現在どのように活かしているのかを伝えましょう。
面接ではこれまでの採用試験以上に、「この会社のこの考え方・やり方・方向性が、自分のそれと類似していることで興味を持った」というきっかけや、「自分のこの能力がこの会社のある分野で貢献できそうだ」という志望動機が重要です。もう一度自己分析を行うことで、就活前とは違う新たなあなたの発見が、あるかもしれません。

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